
この本を読むことは、
堀越氏の稀代の悪文との戦いである。
常々、西洋史家の大半は文章下手だと思っているが、
その多くは、翻訳文体とか、
そう言ったものだと思っていた。
しかし、堀越氏の文章は、そんな次元のものではない。
固有名詞の特殊な表記も新書では頂けない。
それに比べて、後半の4つの特論は真っ当である。
前半の毒気にやられたら、
こちらに癒しを求めるのもありかもしれない。
「出藍の誉れ」って奴ですかね。
しかし、なんで今更、この本を読もうと思ったんだったか、
忘れてしまうような強烈な本でした。
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